素直な物語
忘れられない人……凌。

1つ年上の社会人。

高校2年の時から、1年ちょっと付き合った。

熱しやすく冷めやすい性格の、
私にしては、かなり一途に凌を想っていたと思う。





なんちゃって。

私は凌にベタ惚れしていた。

スラッとした身長も、程良い筋肉も、凌の雰囲気も喋り方も全てが好きだった。


凌と一緒にいる時の私は、いつもご機嫌だった。


いつもニヤニヤ


ぢゃなくて、ニコニコ幸せオーラ全開。

もーっ!大好きダーリン(幸´3`*◎)


みたいな感じ。


凌は口に出して
好きだよ、とか
愛してるとか
言わない人。


でも凌の隣にいればわかる。

自分がどれだけ凌に愛されているのか。

自分がどれだけ凌に大切にされているのか。


言葉なんてなくても凌の気持ちは、伝わってきた。


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