サクラサク -HARUTO-
指差した先には“君”の髪に触れる、



大切な“幼なじみ”の姿。



「朔…コクるのかな?」



「う~ん…無理っしょ!!」



「えっ!なんで…」



なんで…って、



俺はキョトンとする桃花を見つめながらニヤリと笑みを浮かべた。

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