私と彼の秘密


ガラッ―――

私は図書室のドアを開けた。

すると先輩はいつも通りに窓側の隅に座っていた。

『せんぱ…、寝てる???』

先輩は気持ちの良さそうに風に髪をなびかせ寝ていた。

私は先輩を起こしては悪いと思い、先輩の隣に静かに腰掛け、先輩を眺めていた。

“ホント先輩はカッコいいなァ⌒。
髪は色素の薄い茶色で肌は女の子かと思わせるくらい綺麗。
さすが学校1のイケメンだけあるなァ⌒”

と思い眺めていた。


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