【短編】芸能人と一般人

「やっぱり。」

「大丈夫だった?」

「うん。ちいくんも大丈夫?」

「うん。僕は大丈夫だよ。それより夕菜ちゃんって学校この返なの?」



「私、この隣の女子校なんだ。」

「ちいくんはここの学校?」

「うん。意外と近いんだね。ビックリした」

「ぢゃあ、また会えるかもね!連絡待ってるね」




照れながら笑う夕菜ちゃんは本当にかわいかった。

あ~今度いつ連絡できるかな?

また、会いたいな~と余韻に浸りながら夕菜ちゃんと
話していたら


「ちい、楽しい時間の途中すいませんがそろそろチャイムなるんで俺は先にいくからね~!笑」



いつものようにぼくのことをからかって満足そうに走っていった。


絶対ドSだ!
ってそんなことより、僕も急がなきゃっっ・・・


「ちょっと待ってよ龍。あっ、夕菜ちゃんまた連絡するね。ぢゃあまた。」


「うん。待ってるね」

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