魔王さま100分の2
「ねえ、ヘナ、背中を見てもいい?」
「……かまいませんが?」
「じゃ、背中をこっちに向けてみて」
「……こうですか?」
ヘナはくるりと向きを変え、黒の魔王さまに背中を見せた。
白い背中に生える白い翼が、黒の魔王さまの目の前にくる。
「さわってもいい?」
「……どうぞ」
ヘナは、黒の魔王さまが自分の何に興味を持ったのか分かったので、背の翼を軽く広げて触りやすいようにした。
「さわさわだ」
へナの翼に触れた、黒の魔王さまの第一感想。