涙が枯れるその日まで
別人
私はずっと涼からの連絡を待ち続けていた。

だって涼は、自分の言葉に責任を持てる人だから。

涼が待ってろって言ったなら、必ずその時は来る。

私はそう信じ、いつか来るであろうその日を、ただひたすらに待っていた。


その思いが通じたのか、涼に告白されてから1年が経った頃。

涼からメールが来た。

『夏休みになったら1週間くらいそっちに戻るから、久しぶりに会わないか?』
私はもちろん了承した。
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