涙が枯れるその日まで
責任
私は受験勉強の甲斐あって、志望校に合格することができた。

東京の大学のため、私は東京へ引っ越す事になった。


涼とは祐司が怒鳴り込んで以来会っていない。

正直、未だに涼に怯えていた生活からやっと解放されると思っていた。

とにかく、自分の事で精一杯だったんだ。

新しい生活に不安も感じていた。

それでもなんとか大学生活にも慣れ、夏休みになり地元へ帰って来た。

そんな時佳奈から涼の話を聞いた。
< 230 / 301 >

この作品をシェア

pagetop