ネット恋愛
それがせめてもの
救いだった
翔太はお母さんの
体調のことも
少しずつ教えてくれた
『ごめん
やっぱり別れよう』
突然の翔太からの
言葉だった
「なんで?どうして?」
私は寂しいと
思ったことは
あっても
決して言わなかった
ちゃんと翔太を
待てたはずだった
『本当は寂しいんだろ?』
翔太がそう
言うのには
もちろん理由があった
実は翔太がいない時
私達のトピックは
荒らされたのだ
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