【詩作家 スカキン】
【朝・雪】課題22
(朝)君の居た朝
いつも君より後に目覚める
いつも僕より先に目覚める
君の優しい顔を
朝日が照らす
僕は眩しくて
目を瞑り
君は悪戯に
頬を寄せ
キスをねだる
僕は幸せで
この瞬間が幸せで
君を抱き締めて
キスをして
離さずに
君を困らせる
こんな朝を永遠と
思いたかった
日は昇り沈み
また昇る
この繰り返しだけで良かった
ただ
君が居れば
それだけで良かった