恋のバロメーター



「…噴き出すなよ?」



亮平はちらっと柚を見て食べ始めた



「…噴き出しませんー!」



柚も少しむくれつつまた食べ始めた



そんな柚に亮平は少し笑った



「亮平くん、美味しいー?」



そこにちょうど柚の母が柚の隣に座った



「はい。
母さんのより全然。」



「あらーっ。
嬉しいけど裕子(亮平の母)に怒られるわよー?」



「母さんも柚のお母さんの料理は美味しいって言ってますから」



「本当にー?
嬉しいわねー♪
裕子が帰り遅い時も遠慮せずに食べに来ていいからね。」



「ありがとうございます。」



亮平はご飯を食べるとお礼を言って自分の家に帰った



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