それは、輝く星空のように

俺こそが

『成田』の街は、夜でも騒がしい。


ネオンが輝き、街を照らす。


智徳は、黒いコートに身を包んで歩いていた。


先日、菜月から預かった手紙の束を思い起こす。


あれらは、確かに智徳が書いたものだ。


彼女たちに対する、せめてもの償い。


「・・・・・・」


頭を切り替えよう。


仕事でミスは許されない。


自分は金の奴隷だ。


金のために働く。


ずっとそうして生きてきた。


ブー、ブー。


ポケットの中の携帯が震える。


中を開くと、ディスプレイには『柏木恭介』と表示されている。


切りたい気持ちは山々だが、そういう訳にもいかない。


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