大好きだった
友情
みんな解散して 美波と2人になった。


「舞花もう帰る?」


「どっちでも…翔ちゃん電話してみる」


携帯を取りだし、翔ちゃんに電話を掛けた


翔ちゃんが電話に出る事はなかった。


「お風呂でも入ってるのかな?まーいいや、美波、私の店行ってみる?ママには歳バレてるし、大丈夫だよ」

「いいの?」


「うん、行こう×2」


美波の腕を引っ張り

大通りまで出てタクシーに乗った。


私の働く店は、歓楽街にある


今は夜の10時まだ街は賑やかだった。


「ママ~おはようございます」


「あら、舞ちゃん、卒業おめでとう」


ママは私と美波をカウンターに座らせてくれた


「私の友達の美波です」


ママは美波を見て


「舞ちゃん…本当に中学生だったのね~すっかり騙されてた」


「ごめんなさい」


申し訳なく頭を下げた。


「騙された私がいけないの、お客さんは、今だに気づいてないしハハハ」


ママは、私の本当の歳を聞いた時 店を辞めてくれと言った


当然だと思う。


でも理由を聞き


手伝いって事にしてくれた


ここでは、私はママの子供って事
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