『鏡の中のマリア』
その頃、皆に「イズミ―」
って呼ばれてた。

元気で活発な男の子。


ある日を境に彼の
笑顔は消え・・・

卒業を待たずに
転校してしまった。



暁生のお父さんの死に
少なからず
おじいちゃんが関係していた。



そして今・・・


これは偶然なのだろうか・・・?





私は振るえる手で
暁生にメールをした。


【明日うちに来て。

 報酬払うから。】



私はその日

なかなか寝付くことが

できなかった。


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