『鏡の中のマリア』
時間はあっという間に過ぎ、

夜になっていた。


暁生が
「そろそろ帰ろっか。
駅まで送るから。」

って私を帰そうとするから、

『暁生お願いがあるの。』

「何?」

『私を抱いてほしい・・・』



今まで
世の中でこんなこと
言うやつ本当にいるのか?
と疑ってたことを

自分で言ってしまった。

(恥ずかしい・・・
消えてしまいたい・・・

時間を戻してくれ!

ありえな~い!!)
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