『鏡の中のマリア』
トックン・・トックン・・トックン

(重なったぁ・・・)

それは今まで感じたこと
のない何とも言えない
感覚だった。。。


『ありがとう・・・』

暁生は壊れ物でも
扱うようにソォっと
体を離し私の顔を見た。

「ハァ~、よかった(笑)
ビビッた!マジで・・・。」
いつもの
暁生に戻っていた。


『ごめん、でもさっき私
変なこと
「今日はもうやめよう・・・。」

言葉をさえ切られてしまい、
もう何も言えなかった。

< 70 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop