三度、死体は笑う


「く……薬…を……」


俺が声をあげるまでもなく、女は全裸のまま薬を取りに毛布をはぐ。



俺は大きく深呼吸を続けながら、それを待つ以外なかった。




しかし、

戻った女は笑っていた。


その手には、逆さまにつまんだ薬袋を振りながら。




何故?



ゆうに一週間分は余裕があったハズだ。

それほどの回数、発作を起こした記憶もない。



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