【詩集】花*風

朝焼け


―― 朝焼け


早朝の出勤なんて
眠いだけ

何の罰がくだったのか

俺はカバンを片手に家を出た

空を見上げれば

星空から一変して
桃色に変わる
東の空

こんな空に対面すると
今日一日
良いことがありそう

そうか
日頃夜しか見ない
俺のために
用意してくれた

神様からのプレゼント

この桃色の空を
この輝く朝焼けを

しっかり胸に
刻もう




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