守れなくて、ごめん

ケイの
指定着信音が
あたしの耳に流れる


震える手で
メールを開く




そこには
メッセージはない


あったのは
知らないURL






あたしは
神経が通っていないんじゃないかって位、
感覚のない指先で
そのURLにアクセスした
< 43 / 46 >

この作品をシェア

pagetop