砂嵐のいたずら〜バレンタイン特別編〜



「マナ…マナは今後もオーストリアでの仕事は入ってくるの…?」



マナは胸を張って、



『当たり前でしょ?

誰かさんにこっちに連れて来られちゃったんだから、すっかりドイツ語圏のエキスパートになっちゃったわよ。

ま、私としては第二の祖国だし、大好きなウィーンのお菓子が食べられるから言うことがないんだけどね。』



マナがウィーンに引き寄せられるのは避けがたい運命なのかもしれない。



でも、どんなことがあっても俺がマナを守る。



いや、守ってみせる!!!



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