イケメンキス魔にご用心!?
視界の端に楽斗の
悲しそうな顔が
見えた気がしたけど
ぐっと我慢…。
そのままことごとく
楽斗を避け続け
ついには放課後になった
「奏。帰ろ」
「え、ちょっと鈴!」
「何?」
「今日は誕生日じゃん。
楽斗と帰った方が…」
「いいの。
逆に今日くらい
楽斗とは過ごさない
ことにしたから」
「でも…」
「いいんだって」
「よくないッ!!
鈴!あたし今日は
初音と帰るから!
鈴は楽斗と帰ってね」
いきなり怒る奏に
面食らってしまった。