イケメンキス魔にご用心!?
まさかの相合い傘
何故今あたしはこんな
状況になってるの?
今、あたしは帰り道。
隣には傘を持った
空河楽斗。
その傘に入ってるあたし
そう。
それはほんの
数分前のこと…
「ああ。わかった」
「はい」
空河楽斗に傘を差し出す
「ん、じゃあ、はい」
そう言って隣を
指さす空河楽斗。
「は?」
「え、だってオレが
持てばいいんだろ?
だから、はい」
それは相合い傘をする
ッてことかあ!?
いや、あたし確かに
使えないとは言ったけど
言ったけど!!
結局空河楽斗に負けて
おとなしく傘に入った。