【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
「嘘つくなよ!!」

「嘘じゃないです。本当に私はしてないです」


「そうか…佐々木、わかった」


「先生…」


でも、その時、
担任の先生は一言も私を信じるともかばってもくれず、
何だか疑っているようだった。


それから、テストがあるたびに周りから嫌みを言われるようになった。


「今日は、わからないからって、こっち見るなよ!」


「しょうがないよ、カンニングしないとわからないんだもん(笑)」


「みんな、うちのクラスにはカンニングする人がいるから気をつけてくださーい(笑)」


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