【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
「あっ、ごめんなさい」


「じゃあ、そろそろ授業始まるから次の休み時間にまた廊下で会おう!じゃあ、あとでね」


「えっ、待ってよ」

由紀は、私とは違いいつも明るく元気で男の子のようにわんぱくで友達もいた。

髪もショートカットで短くボーイッシュな感じだった。


由紀の家は自営業で飲食店を経営していて小学生にしては

たくさんお金をもっていて、いつも友達にお菓子をおごっていた。


そして、休み時間になり廊下に出ると
約束どおりに由紀は待っていてくれた。

それから私と由紀は休み時間になると

廊下や互いの教室で遊んだり校庭で遊ぶようなった。
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