あたしのヒーロー


「俺よりさっきの男といた方が楽しいんだろ」


―――ヤメロ


――そんな言葉は言いたくないんだ。


「こんなんじゃ一緒にいる意味ねぇじゃん」


ああ…もう手遅れだ………

「………っつ」


知里は…目に涙をいっぱいためて

走って行ってしまった。



ガンッ


俺は近くにあった看板を蹴飛ばした。


「ちくしょ………」



また


知里を泣かせた………







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