妹なんていらない
「責任とる、って言ったんだから…もう少し話聞いてよ………」




そう言って、美波はうつむいた。



さっきから思っていたのだが、そうするのずるくないか?



いや、無意識だとしてもだ。



こっちに非があるわけじゃないはずなのに、勝手に罪悪感が襲ってくるのだ。



それがたとえ、嫌いな妹、だとしてもな。




「責任ってお前…」




つうか、責任とる、だなんてこと言った覚えないんだが。




「いいでしょ…?

相談に乗るくらい…」



「う………」




おい、これも無意識か?



瞳を潤ませて上目遣い。



こんな顔されたら、誰だって断れるわけないだろうに。
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