会いたいよ…
「松本先生って
宮本先生と
付き合ってはるん
ですよね?」


とにかく耳を
疑わざるを
得ない。
玲奈たちの
授業を終え、
教員室に向かう途中、
見たことのない
女子高生から
ふいに声を
かけられたのだ。


いや、
見たことがない
というのは
嘘かもしれない。
そういえば、
あの日…


そう。
あの馬鹿から
訳の分からない
言葉を
聞かされた日…
ヤツを
取り巻いていた
女子高生の
一人だった気がする。


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