年上彼氏は看護師さん

日常

私は研吾君の事は忘れようと努力した。



パパに言われたからじゃない。



研吾君は彼女がいたのに、何故私に言わなかったの?


それは私がまだ子供だから。



研吾君はただ私に同情して付き合ってくれてたんだ。


何でそんな事に気付かなかったんだろう。



本当にバカみたいだ。



パパの言う事を聞かなかった私が悪い。



パパごめんね。



明日パパに謝ろう。



そして又パパと一緒にお風呂にはいろうかな。



私にはパパがいるし、真人も沙織も博史もいる。



もう一人じゃない。



だから私は大丈夫だよ。



研吾君の事はきっと忘れられる。



だって私には真人がいる。


パパに真人を紹介しよう。


パパ、話せば分かってくれるよね。



私に彼氏出来ても怒らないよね?






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