年上彼氏は看護師さん
『朝里もう寝た? 』



ううん、中々眠れない。



なんかね色んな事有りすぎて、考えてしまう。



真人の思い。



私を本当に大切思ってくれる真人。



たけど真人の思いには答えられない。



『朝里そっちに行っていい?』



え、そっちって?



私ベットで寝てるよ。



研吾君が私の返事を聞かないまま、



私のベットの中に入って来た。



「研吾君駄目だよぉ!」



『大丈夫何もしない。ただ一緒にいたいだけ。』



研吾君にはみんな分かってしまうんだね。



私は真人に対する罪悪感で一杯だった。



「私ね、真人の事好きだった。たけど真人より研吾君が好きなの。


真人に悪くて、真人があんなに思ってくれても、


私研吾君が好き。」



『朝里ありがとう。もう何も言わなくていいから。


朝里真人君に悪いからって、真人君と付き合っていけるの?


自分の気持ちに嘘ついて、真人君といたら、


よけいに真人君を傷つける事になるんだよ。


朝里強くなる事も必要なんだ。


朝里は一人じゃない。


僕と一緒に乗り越えていこうな。』







< 205 / 213 >

この作品をシェア

pagetop