角砂糖恋愛
でも、どうしたらいいのかぜんっぜんわからん。
「どうかした??」
イキナリ声をかけられた。
「ッタ、タクヤ」
「だぁ-から、どうかしたって、きいてんだけど。」
何にもないよ。
って、言いたかった。けど、これ以上嘘はつけないから、内緒って約束して話した。
「うわぁ。そうなんだ。大変だな。」
「うん。もう、どうしたらいいのか分かんない!!」
頭をぐしゃぐしゃにしながら言った。
「ちょっと、やめろよ!」
急いで手を止めるタクヤ。
「だってェ-。」
駄々こねるように言うアタシ。
「けどさ、首つっこむと、もっと大変だし。一回様子みたら??」
「そだね。」
なんか、キモチがスッキリした。
悩みを全部吐きだしたみたいなキモチ。
凄くラクでイイ。
アタシはタクヤにメ-ルを送った。

(こんな時にゴメン。でも、相談したくて。
なんか、遊んだりしてるときさ、龍太ずっと実衣奈の所にいるじゃん??
もしかしたらヤキモチやいてるのかも。どう思う??)

送信。
、、、ガタッ!!
「いい加減にしてよ!!」
突然だった。
何のタイミングも無く叫んだのは、
     華那。
「何が何だか知らないけど、もう、ウンザリ!!」
「ちょっと!」
駆け寄って止めようとしたあたしは、華那の凄い威力に振り払われた。
同時にアタシは倒れ込んだ。
そしたら、ゴン!って音がした。
 、、、、痛い。
頭をさわるとさわった手に真っ赤な血が付いた。
視界がぼやけて見えない。
どうかしたの?華那、、、、、、、、?
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