恋愛オタクの恋模様。
「とりあえず…次さぼる?」

座り込んでる私に麻理が言った。

「え、授業始まるよ。教室に行くんでしょ?」
「はぁ!?悩んでる親友ほっとけるワケがないじゃん。…それに次、自習だしね。」

いつも授業だけは真面目に受ける麻理から、サボるなんて言葉初めてだ。いくら自習であっても。

「そうそう!授業の一つや二つ余裕でばっくれー」

…ははっ.

美波は数えきれないほどサボってますもんね。
けど、二人の気持ちが凄く嬉しい。

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