恋文~指輪が紡ぐ物語~
   * * *

 夏休みを眼前に控えた学校は、わくわくとなにかを期待した生徒であふれている。
 ギラギラと輝く太陽に負けじと、みんな夏休みの計画を立てながら浮かれている。

 そんな中、花乃だけはどこか浮かない顔だった。
 テストの成績もさることながら、いっこうに会えない松岡が気になって仕方ない。

「……避けられてる」

 花乃はまず、放課後に図書室に行ってみた。だけど、図書委員の生徒しかいなかった。次は昼休みと放課後に数回、屋上に行ってみた。ここにも松岡はいない。

 2年の生徒が3年の教室に行くには、かなりの勇気が必要で出来るなら、それは避けたかった。しかし、松岡のいそうな場所には何度行っても姿が見えない。

 花乃は覚悟を決めた。

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