出会う確率の方程式
メグが生まれる年には、あたしは生きていないだろう。

だけど、この思いを届けたかった。


時の流れにそって、未来にこの感謝が届いたらいいのに。




そう…届いたら…。



叫んだ後、あたしは泣き崩れた。

元気なフリをしていたけど、

やっぱり悲しい。


あたしを庇って…死んだメグ。


「ありがとう…ごめんなさい」


誰もいない屋上で、あたしは次の授業が始まるまで、

泣き続けた。
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