Only My Ace!
「そうだ、どうせなら練習見てってよ。
俺は一応このチームのエースやってる青山成哉(あおやませいや)。
そんであの馬鹿ナンパ野郎がキャッチャーやっててバッテリー組んでんの。」
「良いんですか?お邪魔じゃないなら…」
「遠慮しないで、選手達の頑張りを見てやって。」
と泉実は一華に微笑みかける。
「ほーらそうとなったら亜蘭早くしなさーいっ!
一華ちゃんが待ってんのよー!」
美空は美空で亜蘭が着替えているであろう部室に向かって吠えた。