桃色ドクター



瀬名先生は、自分から恵理に携帯番号を教えたわけじゃなかった。



口説いてもいない。



全部恵理が作った話だった。





でも、恵理を恨みはしない。



恵理は、誰の為でもなく・・・・・・私の為に嘘をついたのだから。




私の後輩だということを明かさないという約束で病院に行った。


でも、恵理は正体を明かした。





「香織先輩は結婚を控えている、とその子は俺に言ったんだ。何かの間違いだろうと言ったが、俺に君と君の彼氏のプリクラを見せてきた。仲良さそうに笑っているふたりを見ているといつの間にか、その子の話を信じてしまった」





< 146 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop