甘々物語
"ガラガラッ"
突然教室のドアが開く音がするから
先生かなあ?
って思ったら
「あれ?中原じゃん
つか、こんな時間に1人でしかも教室でなにしてんの」
予想は外れて、現れたのはあたしのクラスメイトの
岸田くん。
岸田くんとあたしは席が隣ってこともあってよく話す仲。
「え?まーくんが部活終わるのまってるんだよ」
あたしが真ん中の列の一番後ろに座ってるのに対して、岸田くんは、未だドアの所に突っ立ったままのため少し高めのボリュームで喋る。
岸田くんがこんな時間とか言うから時計を見てみると、
もうすぐまーくんの部活が終わる時間だった。
いつの間にこんな時間になったのかなあと思いながら、
今度はあたしが岸田くんに質問する。
「岸田くんこそ、
部活やってないのに
こんな時間にどうしたの?」
岸田くんは中学生の時、熱血顧問の指導のもと
野球部のキャプテンをして毎日部活に励んでたらしいけど
もう、部活はこりごりらしい。
あたし的に、まーくんと同じで
スポーツマンの岸田くんが部活をやらないのは
もったいない気がするけど〜〜…
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