永久想イ。
『あ、マネ志望のふた…』

奏にぃは私に気付いた様で、
私と同じように目をまんまるくした。
しかしすぐに目を背けた。

『マネの二人もよろしくな』

―なんで?――。

『えー、今日は1年の実力を知るために…
簡単なゲームをしようか』

私に気付いていた奏にぃ。
でももう、こっちを向こうともしない。

―奏にぃ。。――

私の心の中は、
奏にぃの声を久しぶりに聞いた嬉しさと、
奏にぃに目を背けられた悲しさで
胸がいっぱいだった。。
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