忘れないよ…




話している時、一瞬甘い匂いがした。





「何か…剣ちゃん、いい匂いした。」




つい口にでてしまった。




剣ちゃんは、少し不思議そうな表情をしていた。




「シャンプーとか?」




そう聞かれて、剣ちゃんの頭に顔を近づけて匂いをかいだ。





甘い酔いそうなシャンプーの、香りだった。





「シャンプーだった♪」





笑顔で、剣ちゃんに言った。





すると、なぜか剣ちゃんは、不機嫌そうな顔で私を見る。







何か、私したっけ?…。






「ね…もう、怒ってないの?…」




怒っていないけど…。


怒っているのは、そっちじゃん!!





「怒ってないけど…剣ちゃんが怒ってんじゃん。」





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