【短】流れ星に恋をする
「ごめん!!」


目の前で申し訳なさそうに謝る友達


「え…何が?」


当然あたしは聞き返す。


「今日買い物行く約束してたじゃん?」


「うん?」


「あれ…また今度にしてもらっていい?」


「へ?……あ、あぁ…うん、いいけど」


なるべく平静を装ったけど、内心ドキドキしてた。




だって、だってねぇ…?




まさかね…。




昨日の願いが叶っちゃた?




偶然?…じゃないような。




頭の中では昨日のことが何度もリピートされてる。




頭から離れないよ。
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