黄昏の宇宙(そら)
「うん、ある意味持ってると言える。」


「どうするんだい」?」


「イマジネーションだよ。自分の考えが全てだ。
そして、この世界では全ての願いが」叶う。」


「叶った様に感じるだけじゃないのかい?」


「いや、そんな事はないさ、これが我々の現実
だからね」


「そうか、だったら…満足しているのならそれ
で良いよ」


もちろん良い訳が無い。彼等は異聞の星に、い
や、自分自身に引きこもってしまっている。
非常に残念だがかれらに大きな未来の変化はな
いだろう。


第一に、その変化すらのそんでいない。


彼等と交信することはイーグルにも地球にもあ
まり意味が無いと感じた。

そして


「もう少し、前を見た方が良い…」


そう言い残して、イーグルはコンタクトする事
を終了した。
< 48 / 103 >

この作品をシェア

pagetop