--tear--
「秀也~!!」
真衣は声のトーンを上げて小走りで走って行った。
あたしはその後ろをのこのこ付いて行った。

「あれ~?秀也、また購買?」
真衣が秀也の手に持っているパンを見て言った。
「そうだよ~。」
「じゃ~あ、真衣がお弁当作ってあげる!!」
「まじで?さんきゅー!!」
秀也は満面の笑みで言った。

まったく、
やっぱりあたしは邪魔者じゃん。

「澪ちゃんヤッホ!」
秀也の隣にいた隆が言った。
「こんにちは。」
あたしは邪魔者な気がして、テンションが下がっていた。
「なんか元気ないね~。」
「隆君は何にも思わないの?」
あたしは脹れっ面で言った。
「何が?」
「だって、あたし達邪魔者じゃない?」
「俺も思ってた!」
隆は不満そうな顔で言った。
「でしょ!!空気読めない子みたい…。」
あたしはそう言って、ペットボトルのお茶を飲んだ。
満タンに入っていたお茶があたしの喉へと流れていった。
「じゃあさ~、2人で抜けますか?!」
「・・え?」
「俺ら邪魔者だしさ~。ここにいてもつまんねぇじゃん?」
「そうだけど…。」
きっと抜けたら、真衣怒るだろうな・・・。
「い~じゃん!行こうぜ!」
隆は強引にあたしの腕を引っ張った。
あたしもその場に居ずらくて、立ち上がった。
あたし達はラブラブな2人をおいて、屋上から去った。
< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

--tear--
xxkanonxx/著

総文字数/10,529

恋愛(その他)33ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
この話は 実話をもとに 書いています。
s
s
xxkanonxx/著

総文字数/516

恋愛(その他)13ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
この作品を読んで、 何かを感じて頂けたら 嬉しいです。
Last Day
xxkanonxx/著

総文字数/521

その他4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
地球最後の日。 あなたなら、どうしますか。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop