白い天井~恋愛依存症候群~
「じゃあ別れればいいでしょ!?
わけわかんないこと言わないでよっ」


アタシは泣きながら、半狂乱に叫ぶ。

いくら暗闇に目が慣れたとはいえ、涙の溢れる目ではユウヤの表情も何も、見えはしない。


「どうせハルコにはアタシと別れるって言ったんでしょう!?
……なんだかんだ言ったって、結局ユウヤは浮気をやめられないんだ!!
どっちもキープして……。今度はアタシが浮気相手?
ふざけないでよ!!」


喧嘩なんて、今までろくにしたことがなかった。
いつだって、アタシが我慢して。


バカにしないで。


積もった不満が爆発した。

言葉が次々溢れ出る。
考えることなく、心の奥から。


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