私の彼氏は秘密の彼氏
「ただいま~」

あ、お母さん帰ってきた

「おかえ・・り・・?」

私は一瞬固まった。

だってお母さんの足元には――

めちゃめちゃ可愛い

パピヨンが――!!!!!!

「な、何この子~~可愛いぃい~★」

超っ可愛い!好み~~

「親戚が知り合いの不幸で遠出するから、預かってほしいんですって」

「へー・・」

なんか、ツーンってしてるけど、

可愛いなあ。

「名前はジェルちゃんよ」

「ジェルちゃん?可愛いっよろしくね」

私が手を差し伸べたときだ――
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