言葉 -コトノハ-

もし翼が生えたら

あのビルも

あの電柱も

あの雲だって

でも


もし


もしも

翼が折れたなら

飛ぶことに慣れた人類は

地に足つけて
歩くことが出来るだろうか

もし

値に足をつけて歩くことを

人類が忘れたら



足元にある道を

歩くことが出来るだろうか

それは

とても些細な事で

忘れたら
思い出せないような事だろう

でも

なぜ足元に

道があるのか

それは

人類が

未来を見失わないように

人類が

過去を振り返らないように

人類が

夢をいつまでも見れるように

空を見上げるように

そうなるようにするための

神様からの贈り物なんだね
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