被害妄想彼氏

被害妄想vsサド男

新学期が始まり、冬休みが恋しく思うけど仕方なく学校へ行く。
今日は修司くんと放課後デートの約束をしている。


「またデート?仲良いなぁ。それよりも初エッチはどうだったのよ?」


由梨は、慎二くん同様、『そうゆう話』が好きな様だ。


「何でそんなに聞きたいの?」


逆に私が聞いた。


「だって修司くんってどんなエッチするのか気になるんだもん」


……ああそう。


「そのうち話すよ」


私はそう言って逃げ出した。
校門前で修司くんが待っている。


「真知子ちゃん!」


176センチの長身にも関わらず、大きく手を振って自分の存在を知らせようとしている。


……そうゆうとこ、何だかカワイイかな。


「お腹すかない?どっか食べに行こうか」


そう言って私達は歩き始めた。


少し進んだ後、なんだか誰かにつけられている気がした。


ドスッ!


「ウッ」


鈍い音が鳴り、修司くんはうめき声をあげた。
私達をつけていた人が指を修司くんの背中に刺した。


修司くんは後ろを振り向いた。


「うわぁあぁああああ!!」


修司くんは怯えていた。
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