後悔、先に立たず。
~第七章~苦しみ
第2子が亡くなってから一年が経ち、その間、綾香は忘れるように家事と育児を頑張った。

ゆうとの夜の生活も頑張った。
『流産したり子供がなくなると別れる人が多い』とか迷信みたいなものが頭から離れなくて、その時はまだゆうの事が好きだったから。

それがいつの頃からだろう。

ゆうと一緒にいるのが苦痛に変わったのは。
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