漆黒な世界
歩いても歩いても同じような道が続くだけだ。

『もしかして、同じ道を歩いてるの………?でも、それならどうして出口が無いの??』

不安はあるのだが、『このままここでこの世から消えれるなら………』

そう思う気持ちもあった

そんな時ふと、何か目印を残しているのをテレビでやっていたことを思いだし真似してみる事にした。

だが、残せるようなものが手元にはない。

目を凝らして周囲を見渡すがよく分からない

やはり、諦めるしかないのか。それでも良いかも知れない。そう思っていたとき………

『風……?』

確信は無いが風が吹いているように感じたのだ

一か八か感じた方向に向かう事にした
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