レンタル・ガーディアン
皇女は答えないで口をとがらしていた。口だけは達者なせいか、その反応が子供っぽく、かわいく思えた。
っつっても、俺はそんな趣味ねぇからな。


俺は肩越しにレーザーの音がする方をのぞいた。

「さて、どうするか?」

本格的にやばい状態だ。

最悪だ、アリ一匹も通る隙もないくらいにレーザーが密集してた。

「ねぇ、お腹すいた…」

「いや、俺に言われても。あの中に行けば皇女の丸焼きができるぜ。」

俺は廊下の方を指差した。

「いじわるなのね。」
「…忍び込むのに食い物もってくるか!!」
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