青の微熱
自分の中の変化に
自分がついていけない
じれんま・・・


他愛ないことは
何でも話せてこれたが

祐介のことだけは
誰にも
相談できなかった。

多分・・・
否定されたくなかった。


心の奥の奥に
祐介は潜んでいた。


そこを覗き込むことは

茶織にさえ
恐ろしいことだった。


暗闇から手がのびてきて
引きずり込まれそうな
恐怖と

どんなに恐ろしくても
覗いてみたい
魔力が共存していた。
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