※愛は送料無料♪〜Beautiful Love編〜
蓮井サンは9時半頃ウチに来た。
すまいる急便のトラックじゃなく自分の車で。
だから来たのが全然分からなかった。
電話で呼び出されて
アパートの前の通りに停まっていた
蓮井サンの車に駆けていく。
「荷物は?」
「ん…とりあえず乗って?」
蓮井サンはあいまいに答えて
あたしを助手席へエスコートした。
蓮井サンは20分ほど車を走らせて
ライムグリーンの外壁の
可愛い2階建てアパートの前に車を停めた。
「ここは?」
「俺のウチ」
「ええっ?」
そそそんな…
蓮井さんの部屋だなんて
あたしまだ心の準備が…////
「…ブブッ……まだ中には入れないよ」
「え」
「部屋散らかってるし」
あたしの反応を愉しそうに笑って
後部座席から蓮井サンが何やら見覚えのある小包を取り出す。
「蓮井サン、これ…」
昨日、あたしが花束を梱包した箱だ。
「開けてみて?」
小包を開けるとたくさんのヒマワリが。
そして中央に小さなメッセージカード…。
蓮井サンを見ると優しく目が細められた。
淡いピンクの封筒からカードを取り出す。