ずっと一緒
前の所より少し不憫だか私は少しずつ元気を取り戻していった。


それでもたまに千里の事を思い出してしまう……

そして私は新しい学校に変わった

私のクラスは3ーAだった

先生について教室に入るとある男の子と目が合ってしまった

その男の子は顔が千里似だった

そして性格も…

「今日は転入生を紹介します。
こちらが桐原雅さんよ。」

私は無表情なまま
「宜しくお願いします。」と言った。
それから先生がなにか質問がある子はいますか?と言ったら一人目立つように……
「はいはーい」
と言う声が聞こえた。

「はいどうぞ泉梨(せんり)君」

私は思わず反応してしまった……
名前まで一緒だったのだ。


「どーしてその子は笑わないんですか?」

「ある事情でね…哀しい事が有ったのよ」

それから先生に席まで案内された。隣は泉梨だった。
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